MUJI HOTEL BEIJING外観イメージ

　UDSの中国現地法人である誉都思建筑咨询（北京）有限公司は6月30日、中国・北京に「MUJI HOTEL BEIJING」を開業する。オープンに先駆け、6月25日には公式ウェブサイトで宿泊予約を開始した。

　UDSおよび誉都思は、良品計画とライセンス契約を結び、無印良品のコンセプトのもとMUJI HOTEL BEIJINGの企画や内装設計、運営、経営を手がける。

　同ホテルは、天安門広場を目の前に臨む「北京坊」の一角にオープン。同地区は「胡同」と呼ばれる歴史ある路地が残るエリアであると同時に国際デザインウィークの主催地でもあり、北京の商業・文化・アートの発信地としての再開発が進んでいるという。

　新ホテルは「アンチゴージャス、アンチチープ」をコンセプトに、客室は18平方メートルのスタンダードルームから、75平方メートルのスイートまで6タイプ42室を用意。

　館内には、旅やくらしに関する約8000冊の本を集めたBOOK LOUNGEをはじめ、ビジネスセンター、ユーティリティルーム、レストランほか、無印良品の商品を24時間購入できる自動販売機MUJI Pocketを設置した。

　MUJI HOTEL関連では、UDSが北京に続いて東京・銀座においても開業を準備中で、2019年春にも開業予定という。