相鉄グ、ホーチミンに直営ホテル、21年開業

  • 2018年5月27日

客室(イメージ) 相鉄グループは2021年の春をめどに、東南アジア初となる直営ホテルをベトナムのホーチミン市に出店する。相鉄ホテル開発が現地のパートナーから現地法人の株式を取得して子会社化し、同子会社が土地使用権を保有して建物を建設。相鉄ホテルマネジメントの現地法人子会社が運営を担当する。

 ホテルは市中心部のビジネス地区に建設する予定で、現在建設が進められている「ホーチミン市都市鉄道」の駅と至近距離にあり、ベンタイン市場や統一会堂、サイゴン大教会といった市内の観光名所も徒歩圏にあるという。建物は地下2階、地上17階建てで客室数は120室を予定しており、レストランや駐車場を設ける予定。

 なお、相鉄グループは宿泊特化型ホテル事業を積極的に展開しており、たとえば今年の7月にはソウルに「THE SPLAISIR SEOUL DONGDAEMUN(ザ・スプラジール ソウル東大門)」を開業。開業準備中のホテルを含めると、直営店は50店舗、客室数は1万1423室となり、今後は国内外で100店舗の運営を視野に入れているという。