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KNT-CT、17年度海外は10.7%増-クラツーが18%増

  • 2018年5月14日

 KNT-CTホールディングス(KNT-CT)の2017年度の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比10.7%増の1545億221万円となった。このうち団体旅行は3.0%増の369億9949万円、企画旅行は16.4%増の815億5161万円、個人旅行も7.0%増の359億5111万円と全体的に増加した。

 団体旅行のうち、学生団体は8.8%増の135億133万円、一般団体は0.1%減の234億9817万円。企画旅行のホリデイは11.5%増の185億3785万円、クラブツーリズムは18.1%増の626億821万円となり、ともに2桁増となった。

 なお、海外旅行以外では国内旅行が2.9%減の3024億6798万円、外国人旅行が5.3%増の210億5935万円で、関連商品などを含めた総計は1.7%増の4908億8106万円となった。

▽3月単月の海外は11.1%増、企画・個人は2桁増

 3月単月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は11.1%増の154億6421万円となった。このうち団体旅行は5.9%増の38億9753万円、企画旅行は14.3%増の79億357万円、個人旅行は10.4%増の36億6310万円と、いずれも増加した。

 団体旅行のうち、学生団体は修学旅行の取扱人数は増加したが、前年の大型イベント取扱の反動により0.1%減の18億7567万円となった。一般団体は平昌五輪関連団体の取扱などにより12.1%増の20億2186万円と前年を上回った。

 企画旅行のホリデイは15.7%増の17億9925万円。ミクロネシア方面などが前年を下回ったが、他の方面はほぼ好調に推移し増加した。クラブツーリズムの取扱額は13.6%増の60億7396万円。バリ島のアグニ山の噴火の影響が残るインドネシアや、スペイン、ロシア、イスラエルは伸び悩んだが、他の方面は好調に推移したという。

 なお、海外旅行以外では国内旅行が8.8%減の216億8281万円、外国人旅行が6.7%減の28億9341万円で、総計は1.2%減の423億4230万円となった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。