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オープンドア、17年度は売上3割・純利2割増-CM強化継続

  • 2018年5月13日

 旅行比較サイト「トラベルコ」などを運営するオープンドアは5月11日、2018年3月期(17年4月1日~18年3月31日)の通期連結業績を発表した。売上高は33.8%増の40億900万円、営業利益は15.6%増の11億5500万円、経常利益は15.7%増の11億6300万円、当期純利益は19.6%増の7億5600万円。海外旅行・国内旅行ともに売上高が順調に増加し、売上高・各利益ともに過去最高を記録した。

 同社は昨年5月の予想では、注力している「トラベルコ」のテレビCMの費用を柔軟に調整するため、全項目をレンジ形式で設定。その後は9月に目標とする認知率を達成し、加えてCM費用が約10億円で確定したことから、今年3月にはいずれも予想レンジの上限に近い水準に修正していた。

 なお、今年度もテレビCMなどによる広告は強化する予定。予算に関しては「10億円から15億円を目途に柔軟に決定」としているため、2019年3月期の通期連結業績予想は引き続きレンジ形式で開示する。売上高は19.7%増の48億円から24.7%増の50億円まで、営業利益は12.5%増の13億円から38.5%増の16億円まで、経常利益は11.7%増の13億円から37.5%増の16億円まで、当期純利益は3.1%増の7億8000万円から26.9%増の9億6000万円まで。