訪日客数、2月は23.3%増の251万人-春節で再び2割増

  • 2018年3月20日

 日本政府観光局(JNTO)によると、今年2月の訪日外国人旅行者数(推計値)は前年比23.3%増の250万9300人となり、2月の最高記録を更新した。昨年は1月末だった旧正月が今年は2月中旬となったことに加えて、航空路線の増便やチャーター便の運航、クルーズ旅行の需要増などが後押しした。なお、1月の伸び率は9.0%増で10ヶ月ぶりに1桁台を記録していた。1月と2月の合計は15.7%増の501万800人。

 市場別では、JNTOが重点市場と位置づける20市場のすべてで2月の記録を更新。旅行者数が最も多かったのは中国で40.7%増の71万6400人。2位の韓国は18.1%増の70万8300人、3位は台湾で16.9%増の40万900人だった。伸び率が最も高かったのは中国で、2位はシンガポールが33.2%増の2万3500人、3位はマレーシアが32.4%の3万5300人となった。

 なお、2月の日本人出国者数は6.9%減の139万500人だった。詳細は別途記載(下記関連記事)。