KNT-CT、1月の海外旅行は11.4%増、団体が37%増

  • 2018年3月14日

 KNT-CTホールディングスの今年1月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比11.4%増の110億4308万円だった。このうち団体旅行は37.1%増の18億5794万円、企画旅行は9.4%増の67億3675万円、個人旅行は2.1%増の24億4839万円で、いずれも増加した。

 団体旅行のうち、一般団体は大型の職場旅行やイベントなどの取扱人数の増加により、66.3%増の13億1127万円と大幅増。学生団体はアメリカ方面などにおける研修旅行などの減少の影響により販売単価が減少し、3.6%減の5億4667万円となった。

 企画旅行のうち、ホリデイの取扱額は4.0%増の17億9157万円。方面別の取扱人数はアジアやヨーロッパなどが好調に推移した。クラブツーリズムの取扱額は11.7%増の49億3522万円で、オーストラリアなど一部の地域を除いて全般的に好調に推移した。

 なお、海外旅行以外は、国内旅行が3.3%減の191億47万円、外国人旅行が10.1%増の12億1902万円で、関連商品などを含めた総計は2.4%増の321億1807万円となった。国内旅行と外国人旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。