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ANAとJAL、1月の国内線旅客は0.6%増、利用率0.6ポイント増

  • 2018年3月5日

 全日空(NH)と日本航空(JL)の2018年1月の国内線の運航実績で、2社の旅客数の合計は前年比0.6%増の555万4135人となった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は0.2%減、旅客輸送量を表す有償座席キロ(RPK)は0.7%増で、利用率は0.6ポイント増の64.0%だった。

 2社のうち、3月2日に運航実績を発表したNHの旅客数は0.6%減の296万9091人。ASKは1.6%減、RPKは0.1%減で、利用率は1.0ポイント増の63.2%だった。旅客数はJLの258万5044人を上回ったが、利用率は0.1ポイント増の65.3%だったJLを下回った。JLは2月26日に運航実績を発表している(関連記事)。

 路線別の旅客数は2社ともに羽田/新千歳線が最も多く、NHが1.1%減の28万3879人、JLが1.9%減の23万9826人。2位もともに羽田/福岡線で、NHは前年並みの26万9196人、JLは1.6%減の23万8373人だった。3位はNHが羽田/伊丹線で0.7%増の22万5350人、JLが羽田/那覇線で3.2%増の20万7986人。両社ともに上位6路線を羽田線が占めた。

 NHの路線で旅客数の伸び率が最も高かったのは中部/宮崎線で、50.9%増の1万3745人。2位は中部/女満別線で50.7%増の1959人、3位は関空/宮古線で35.0%増の7478人だった。JLの伸び率の1位は奄美大島/与論線で34.2%増の792人、2位は伊丹/青森線で32.2%増の9306人、3位は新千歳/青森線で30.9%増の5909人。

 NHの路線で利用率が最も高かったのは新千歳/那覇線と成田/仙台線で、ともに81.8%。2位は成田/伊丹線で79.1%、3位は伊丹/石垣線で78.8%だった。JLの利用率の1位は羽田/那覇線と伊丹/福岡線でともに78.6%。以下は福岡/宮崎線が76.5%、羽田/伊丹線が74.7%となった。

 国際線の詳細は別途記載(下記関連記事)。

※日本航空側の訂正により一部の表を変更中です。最新の情報は日本航空のウェブサイトでご確認ください