週間ランキング、JTB人事など注目集める、「10年後のJAL」も

  • 2018年3月2日(金)

 今週の1位は、本当はJTBグループの役員人事でした。この時期は各社の人事異動の話題が重なり、毎週同じようなランキングになってしまうため基本的には集計の対象外としているのですが、ことJTBともなると実は圧倒的な数値です。

 個人的には、浪人1年留年3回を経て追い出されるように大学を卒業しなんとか26歳の新卒として拾われたところ、その2年後には先代の退職に伴って編集長代理の役割を預るというジェットコースターのような生き方をしてきたもので、就職活動をしてそれなりの規模の組織の一員となり、職場には先輩、課長、部長、役員…といった立場の人々が上にいる、という生活を想像できません。

 きっと、従業員数が2万5000人を超えるJTBともなれば、経済小説のような人事異動もあるのでしょう。そうしたドラマのような世界もトラベルビジョンで取り上げてみたい分野であるものの、なかなか当事者以外では知り得ません。もしも「書いてみたい!」という方がいらっしゃれば、是非ご連絡いただければ幸いです。

 ちなみに、社会人生活も長くなり、以前よりも色々と現実がリアリティを持って感じられるようになってきてはいますが、やり直せるならもう少し真面目にふるまえるかというとそこは微妙です。もしもこの文章を読んでいる学生さんがいるのであれば、ちょうど3月1日に就活が解禁されたばかりですが、必ずしも大手で働くことが良い人生を送るための鍵であるわけではないとも主張しておきたいところです。

 先週も触れた通り、Airbnbのように創業10年で3兆円企業が生まれる世界であり、一方では、失礼かもしれませんが例えばJTB、あるいは東証一部上場のエイチ・アイ・エス(HIS)やその他の大手企業に入社したからといって何かが約束されることは絶対にありません。これはきっと旅行業に限らない話です。

 もちろんだからといって諦観せよというわけでもなく、「誰が」「いつ」「何を」「どこで」「どうやって」するかという4W1Hと、各個人に固有の「なぜ」の組み合わせによって未来は決まるはずです。従って、なるべくこの6つの要素を自らの手元に残せるようにしておくことが、これからの時代を外部環境に振り回されずに生存する鍵であるはずで、そうであればなるべく多様な体験を若いうちからできる場所を選ぶことが重要になってきます。

 また、これからの時代という意味では人事ニュースを除外すると1位となる日本航空(JL)の中長期戦略についての記事も要注目でしょう。現在は他社との共同運航を含めて343都市(自社運航90都市)に就航しているのに対して、2027年度には世界の主要500都市への乗り入れを掲げています。

 来年のことを言うと鬼が笑う、ということわざがあるなかで10年後を語るのもいかがなものかですが、これからの10年は、航空輸送そのものにも航空券の流通にも今は想像すらできないような変化が起きると予測されます。

 例えば航空輸送だけでも、計画通りであればリニア新幹線が東京/名古屋間で開業したり、真空に近い状態のチューブ内を時速1000キロメートル以上で移動するという「Hyperloop」も2021年までに運行することを目標に掲げたりしています。また、飛行機もバイオ燃料の利用が進むでしょうし、あるいは超音速飛行機の開発話も聞きます。

 他方で流通の世界でも、この1、2年だけで人工知能(AI)やブロックチェーン、そして音声インターフェースなどが大きな影響をもたらすと喧伝されているところですが、10年前を振り返ればスマートフォンが市場に出回りはじめたばかりであったわけです。

 先ほど5W1Hの話をしましたが、10年後に旅行業界だけでなく社会がどうなっているか、その時に自分がどうでありたいか想像すらできないなかでも考え続ける、その積み重ねが求めらます。(松本)

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