観光庁がこのほど発表した「旅行・観光消費動向調査」の速報によると、2017年の日本人による国内旅行消費額は前年比0.7％増の21兆1028億円となった。このうち宿泊旅行は0.1％増の16兆520億円、日帰り旅行は2.6％増の5兆509億円だった。

　述べ旅行者数は1.0％増の6億4720万人で、このうち宿泊を伴う旅行者は0.7％減の3億2346万人、日帰りの旅行者は2.6％増の3億2373万人だった。1人1回あたりの旅行単価は0.2％減の３万2606万円で、このうち宿泊を伴う旅行は0.8％増の4万9625円、日帰り旅行は増減なしの1万5602円となった。

　17年第4四半期（10月～12月）の国内旅行消費額は前年比0.8％減の5兆219億円。このうち宿泊を伴う旅行は1.4％減の3兆7811億円、日帰り旅行は0.9％増の1兆2409億円だった。

　延べ旅行者数は0.6％増の1億4928万人で、宿泊を伴う旅行者は2.9％減の7528万人、日帰りの旅行者は1.9％増の7400万人だった。1人1回あたりの旅行単価は0.2％減の3万3640円で、宿泊を伴う旅行は1.6％増の5万224円、日帰り旅行は1.0％減の1万6768円となった。