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日本籍クルーズ船の寄港、17年は71回増の664回-JOPA調査

  • 2018年2月18日

 日本外航客船協会(JOPA)によると、日本籍のクルーズ客船3隻の2017年の国内港湾への寄港回数は、前年から71回増の664回となった。JOPAによれば、16年に続き海外への長期クルーズが減少したことなどにより増加したいう。

 寄港回数が最も多かったのは横浜港で、33回増の120回となり、15年連続で1位となった。2位は神戸港で前年と同じ73回、3位は名古屋港で1回減の30回、4位は東京港で2回増の19回、5位は博多港で1回増の17回、6位は屋久島の宮之浦港で1回増の15回。上位6位は昨年と同様の結果となった。

 屋久島に加えて、7位に小笠原諸島・父島の二見港、10位に奄美大島の名瀬港、12位に利尻島の沓形港などが入った結果を受けて、JOPAは「引き続き離島クルーズは定番となっている」との見方を説明。また、7位に秋田船川港、8位に新宮港が入ったことについては「クルーズ船社や旅行会社が地方港発着クルーズや、自然・文化・歴史・グルメなどテーマのあるチャータークルーズを増やした結果」との考えを示した。

 寄港回数が5回以上の港湾と運輸局別の寄港回数は下表の通り。