びゅう、台湾・創造旅行社の持株比率を66.7%に引き上げ

  • 2017年12月20日

新たなトレードマーク  東日本旅客鉄道(JR東日本)グループのびゅうトラベルサービスは12月20日、台北市に本社を置く創造旅行社(CTT)の持株比率を現在の49.0%から66.7%に引き上げると発表した。残りの51.0%はジャルパックが保有しているが、そのうちの17.7%を取得する。日本航空グループとの提携関係は維持しながら、訪日旅行者向けに鉄道パスや旅行商品などの販売を強化する考え。

 CTTは1990年に設立。もとはジャルパックの100%子会社だったが、びゅうトラベルサービスは2014年7月に株式の49%を取得して共同事業運営に参画した。CTT社員数は約50名で、16年度の売上高は7億4300万台湾元(約28億円)。

 なお、持株比率の引き上げにあわせて、トレードマークには「JR東日本」「JRE」を加える。同社の新たな役員体制とともに、1月9日のCTTの臨時株主総会で決定する予定。