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日・フィンランド、国交100周年で各種イベント、ムーミン展も

  • 2017年12月18日

発表会で挨拶する駐日フィンランド大使のシウコサーリ氏 駐日フィンランド大使館は、2019年に日本・フィンランド外交関係樹立100周年を迎えることを記念して、各種の文化イベントを開催していく。フィンランド大使館が12月15日にメディア関係者を集めて発表した。

 1年以上前に発表することについて駐日フィンランド大使のユッカ・シウコサーリ氏は、「19年に向けてすでに始まっているもの、そして来年始まるものもある」と説明。2年以上をかけて祝っていく考えを示した。

記念事業で使用するロゴも発表(画像は駐日フィンランド大使館Twitterより転載) イベントは例えばマリメッコやフィンランドの陶芸についての展覧会や音楽グループの来日公演などを企画。例えば現在東京の2会場で開催中の「マリメッコ・スピリッツ」と題した展覧会は、18年3月以降20年まで日本各地を巡回予定。また、19年4月から6月にかけてはムーミン展も全国をまわることが予定されている。

 あるいは19年6月には、日本人とフィンランド人のハーフである故渡邉暁雄氏によって設立された日本フィルハーモニー交響楽団が、現在のフィンランド人首席指揮者のピエタリ・インキネン氏の指揮でシベリウスなどフィンランドの楽曲を披露する記念演奏会も計画されているという。

 このほか、フィンランド側でも、日本を含む東洋とフィンランドを含む北欧の美術やデザインの関係性や、日本のマンガやアニメに焦点を当てた展覧会が開催される予定だ。

▽記念イベント概要(発表会配布資料)
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