JTBBWT、遊休農地のレンタル事業を開始、ベンチャーと協働

  • 2017年12月14日

 JTBコーポレートセールス(JTBBWT)は12月15日、農業ITベンチャー企業のファームフェスとの協力により、増加傾向にある地方の遊休農地などを都市の企業向けにレンタルするサービス「RE FARM」を開始する。ファームフェスが契約する農地をJTBBWTの顧客企業向けに貸し出すもので、農場は地元の農家が通年で管理する。2018年度に20件の契約をめざす。

 レンタル契約は1年単位で、企業側は農場の命名権を取得するとともに、福利厚生の一環として収穫体験や地元農家との交流を職場旅行などに活用したり、収穫した作物を社員に提供したりすることができる。担当農家とは専用のウェブサイトでコミュニケーションを取ることが可能。まずは山梨県の八ヶ岳の農場から提供を開始し、将来的には全国に10拠点を開発する。