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日本航空、宇宙開発会社と資本業務提携-30年目途に旅行実現

  • 2017年12月13日

ispaceが開発する月着陸船のイメージ  日本航空(JL)はこのほど、東京に本社を置き、宇宙での生活圏構築に向けた開発を進めているスタートアップ企業のispaceと資本業務提携を締結した。ispaceは12月13日にJLや産業革新機構など11社の新規株主を引受先とする第三者割当増資を完了したところで、JLは資本金総額の約1%にあたる3億円を出資したという。

 JLは2015年に、ispaceが運営する日本初の民間月面探査チーム「HAKUTO」とコーポレートパートナー契約を締結しており、今回の資本業務提携により宇宙旅行を含む宇宙開発事業への取り組みを加速する。具体的にはispaceとの共同プロモーション活動や、輸送・整備・運航に関するノウハウの提供などを進める。