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コスタ、18年秋に日本発着太平洋周遊クルーズ、3ヶ月で10本

  • 2017年12月6日

 コスタクルーズは2018年9月から11月まで、客船「コスタネオロマンチカ」(約5万7000トン、乗客定員1800人)で日本発着の太平洋周遊クルーズを10本実施する。同一航路を繰り返し運航し、起点以外の港での乗下船を可能にするインターポーティング制を採用し、東京の晴海ふ頭と神戸を発着地に設定。12月5日から旅行会社経由で販売を開始した。

 太平洋周遊クルーズでは、6泊7日で済州島と福岡または鹿児島に寄港する「太平洋周遊クルーズ」を3本設定。なお、1本目の東京発のみ8月31日出発となる。加えて、7泊8日の「太平洋周遊1Weekクルーズ」として、釜山、佐世保、新宮を巡る釜山コースと、済州島、長崎または佐世保、鹿児島を巡る済州島コースをそれぞれ3本ずつ設けた。加えて、8泊9日で神戸、釜山、島根県の浜田、金沢、酒田に寄港する「日本一周グランドクルーズ」を2本実施する。

 さらに、9月には10泊11日の「南国島巡りクルーズ」として、奄美大島や石垣、基隆、那覇などを巡るコースを、11月には「南国クルーズBコース」として宮崎の細島や基隆、宮古島を巡るコースを、それぞれ1本ずつ実施。いずれも東京、神戸発着を設けた。

 このほか、8月下旬についても追加のツアーを3本発表。舞鶴発福岡着の4泊5日で「舞鶴~福岡片道クルーズ」、金沢発福岡着の3泊4日で「金沢~福岡片道クルーズ」、福岡発東京着で6泊7日の「日本海・北海道都釜山片道クルーズ」をそれぞれ1本ずつ実施する。

 同社では18年4月から11月にかけて、今回発表分も含め33本の日本発着クルーズを実施。乗客の8割は日本人となる見通しで、残りの2割は欧州やアジアからの乗客を見込む。日本人の集客目標は4万1500名としている。