主要50社、17年度上期の海外旅行は6.5%増、すべての月が増加

  • 2017年11月29日

▽9月は4.3%増、ハワイなど好調

 9月単月の海外旅行の取扱額は4.3%増の1900億4929万円。観光庁によると、8月に引き続きハワイなどが好調に推移したという。募集型企画旅行は取扱額が4.4%増の413億2678万円、取扱人数が8.4%増の21万5522人で、単価は3.6%減の19万1752円だった。

 企業別で見ると、取扱額が最も大きかったのはJTB25社で2.0%増の540億3201万円。2位はHIS5社で3.9%増の363億375万円、3位は阪急交通社3社で7.7%増の186億196万円だった。

 前年からの伸び率では、びゅうトラベルサービスが約3倍の1億2512万円と最も伸長。次いでニッコウトラベルが47.5%増の3億341万円、西武トラベルが37.1%増の2億1110万円、東日観光が28.6%増の5億184万円、日産クリエイティブサービスが27.5%増の9億6675万円と続いた。33社が前年を上回った。

 なお、9月の国内旅行の取扱額は1.3%減の2925億2140万円、外国人旅行は14.8%増の174億2119万円で、総額は1.3%増の4999億9189万円となった。国内旅行と外国人旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。


▽主要旅行会社取扱概況(Excelファイル)
2017年度上期累計
2017年度上期累計(詳細データ)
9月単月