渡航医学会などが合同学術大会、旅行者の健康など最新情報

  • 2017年11月26日(日)

初日の会場は安田講堂  海外を訪れる日本人の健康管理や疾病対策などについて研究している日本渡航医学会、日本熱帯医学会、日本国際保健医療学会の3学会は11月24日、各学会が毎年開催している学術大会を合わせた「グローバルヘルス合同学会2017」を開幕した。26日までの3日間にわたり、東京大学を会場に多数の講演やディスカッション、セミナーなどを実施する。3学会による学術大会の合同開催は初めて。

濱田氏  開会式では各学会の大会長を務める日本熱帯医学会理事長の狩野繁之氏、日本国際保健医療学会理事の神馬征峰氏、日本渡航医学会副理事長の濱田篤郎氏の3氏が順番に挨拶。このうち本誌とも縁の深い日本渡航医学会の濱田氏は「20年前に私が学会の学術集会の会長を務めた頃の会員数は100名程度だったが、現在では10倍以上に増えた」と述べるとともに、「当時は『渡航医学は学問と言えるのか』『商業主義に走っているのではないか』など厳しい批判もあったが、ようやく2学会と同じ土俵に上がれた」と語り、渡航医学の重要性が年々高まっていることを強調した。参加者に向けては「3日間でさまざまな情報を入手し、討論して楽しんでほしい」と呼びかけた。

 合同大会のテーマは「思いは一つ:健康格差の改善」で、地球規模の健康格差の是正や、格差ゆえに必要となる海外渡航時の対策などについて最新情報を交換することがねらい。会期中には「海外渡航者の感染症」「日本における医療搬送の現状と問題点」「宇宙に行くための医学」など、多岐に渡るテーマのセッションを予定する。

佐才氏  初日のプログラムでは、日本渡航医学会の若手研究者向け表彰制度「マルコポーロ医学会賞」の受賞講演として、岡山大学大学院環境生命科学研究科の佐才めぐみ氏などが登壇。佐才氏は「長期クルーズ旅行における疾病罹患率に関する研究」と題した講演で、外航クルーズにおける日本人の疾病について調査した結果、インフルエンザなどを含む呼吸器系の疾患が最も多かったことなどを説明し、旅行前のワクチン接種や保険加入などの重要性を強調した。座長を務めた同学会理事長の尾内一信氏は「これまでにはなかった調査で素晴らしい」と高く評価した。

 初日の最後にはゲスト講演者として、エベレストの最高齢登頂記録を持つプロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎氏が登壇。80歳でエベレストに登頂した際には、骨折や不整脈手術の後で万全の体調には程遠かったものの、日程を長めに取り1日あたりの行動時間を減らすなど、体に負担の少ない行程で頂上をめざし、無事に登頂に成功したエピソードなどを紹介した。

※合同大会の詳細は後日掲載予定

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