オークラ、新ブランド「ニッコー・スタイル」、国内外で展開へ

  • 2017年11月7日

「ニッコー・スタイル」ロゴ ホテルオークラとハワイの不動産投資会社トリニティ・インベストメンツはこのほど、新ホテルブランド「ニッコー・スタイル」を発表した。ニッコー・ホテルズ・インターナショナルの中の新ブランドで、フルサービスほど包括的なサービスは提供しない「セレクトサービスホテル」のカテゴリーとして位置付ける。

 「ニッコー・スタイル」は、文化や健康、環境に対する関心が高くホテル滞在にも新しい体験を求める顧客層をターゲットとした「ライフスタイルホテルブランド」として運営。標準的な客室の面積を30平方メートルとすることが特徴のひとつで、インテリアはスタイリッシュかつ温かみのあるデザインを採用するという。

 また、館内では流行しつつある「コミューナル・テーブル(大きな相席テーブル)」ならぬ「コミューナルロビー」も設置。ここではバーやレストラン、イベントスペースも設けることで、地元食材を活用する料理や音楽、アートなどによって宿泊客だけでなく地元住民も集まって繋がる場所を提供する考えだ。

 すでに5軒の開業計画が進んでいるといい、2018年を目処として運営管理契約を受託しはじめ、国内と海外の主要都市で展開していく計画だ。

「コミューナル・ロビー」イメージ