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台北、今年もファミマとキャンペーン-HISやエバーも協力

  • 2017年9月14日

簡氏  台北市政府観光伝播局は9月14日、都内でキャンペーン「Feel Taipei 台湾の旅温度を感じる」の発表会見を開催した。同キャンペーンは昨年から開始したもので、今年で2年目。同局局長の簡余晏(カン・ヨアン)氏は、台北を訪れる日本人の大半が女性であることを説明した上で、引き続き女性の誘客を強化する方針を表明。「グルメや美しい景色を楽しめる台北を、是非とも訪問してほしい」とアピールした。簡氏によれば2016年の訪台日本人旅行者約190万人のうち、95%は台北を訪問したという。

コラボ商品「ココライチ」  今回のキャンペーンでは昨年に続き、ファミリーマートと共同でオリジナル商品を開発。台湾産ライチ果汁とココナッツアイスを使用した氷菓「ココライチ」を、9月19日から全国の約1万8000店のファミリーマートとサークルKサンクスで販売する。簡氏は「昨年は食を通して日本に台北を知ってもらえた」と効果を強調するとともに、今年も幅広い年代の女性を中心にアピールする考えを示した。

 加えて今年は、エイチ・アイ・エス(HIS)やエバー航空(BR)とも協力する。HISはキャンペーン専用ツアーとして、「オープントップバス1日乗車券付き台北3日間」を発売。旅行代金は成田発着、チャイナエアライン(CI)利用、2名1室利用で大人1名4万6800円から15万1800円までとした。参加者には、キャンペーンのオリジナルガイドブックやトートバッグ、地下鉄などで利用できるIC乗車券「悠遊カード」などを贈呈する。

 BRはキャンペーン専用の割引運賃を設定し、公式ウェブサイトで販売。特典としてクーポン付き電子ガイドブックをメールで送付する。購入期限は10月14日までで、旅行期間は10月1日から12月20日まで。なお、記者会見ではBR副総経理の孫嘉明(ソン・カメイ)氏が登壇し、同社がサンリオとのコラボレーションによる特別塗装機4機を、台北/羽田、成田、関空、福岡、那覇線で使用していることを紹介。10月29日からは新千歳線にも投入する。

発表会見の様子 記者会見にはそのほか、8月に同局の観光親善大使に就任したモデルの田中里奈さん、台湾のガイドブックを2冊執筆しているイラストレーターのオガワナホさんも出席。それぞれ台湾の食やファッション、人々のホスピタリティなどの魅力を語った。