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独ハパグロイド、19年に新探検船、来年1月から予約開始

  • 2017年9月13日

新しい探検船(イメージ)  ドイツのハパグロイド・クルーズはこのほど、2019年10月に就航する新たな探検船「ハンセアティック・インスピレーション」(総トン数:1万5540トン)によるクルーズの概要を発表した。新たな探検船は全120室で、乗客数は230人。南極クルーズについては199人までとする。船内にはゾディアック・ボートを16隻備え、使用言語はドイツ語および英語とした。

 探検船の処女航海は10月14日から29日までの15泊16日で、ベルギーのアントワープからチャネル諸島のガーンジー島、リスボン、カサブランカ、マデイラ諸島などに寄港し、スペインのテネリフェに到着するもの。その後は北極や南極、アマゾン川、チリのフィヨルドなどを巡るクルーズを実施する。詳細な日程や料金は18年1月末に発表し、予約の受付も開始する。日本地区総代理店のクルーズバケーションは、今年10月から予約前の事前リクエストを受け付けるという。

 なお、ハパグロイド・クルーズは19年4月に、同社の初めての探検船として「ハンセアティック・ネイチャー」を就航させる予定。ドイツ語圏向けのクルーズに使用し、使用言語もドイツ語に限るという。