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VJTM、過去最大のバイヤー426社参加へ-アクティビティ強化

 日本政府観光局(JNTO)は観光庁の後援のもと、9月21日から23日まで訪日旅行商談会「VISIT JAPANトラベル&MICEマート2017(VJTM2017)」を開催する。今年は海外のバイヤーが33ヶ国・地域から過去最大となる426社参加する見込みで、このうち30社がMICE専門バイヤー。このほか、海外のメディアが16ヶ国・地域から18社参加する予定で、合計では前年から80社増の444社が参加する見通し。

 国内のセラーは128社増の578社が出展する見込みで、このうちMICE専門セラーは30社。アポイントメント制の商談に参加せず、自由に自社商品をピーアールする「PRセラー」は34社が参加する。バイヤー、メディア、セラーのいずれの数も前年を上回っており、JNTOの訪日旅行商談会としては過去最高の規模になるという。

 JNTOは、今年は「今後の大きな成長分野」と位置づける、スキーやハイキングなどアウトドアのアクティビティを扱うバイヤーを重点的に招請した。加えて、欧米豪市場からの招請にも注力。欧米豪からのバイヤーは約40社増の216社となり、全体の半数以上を占め、特にドイツ、フランス、米国のバイヤーが増えたという。

 VJTM2017では商談会に合わせて、海外からの参加者を対象にしたファムツアーを実施。9月24日から27日までの3泊4日で、一般観光向けの12コースとMICE向けの4コースを用意した。東北と九州については復興支援に貢献するために各2コースを設け、秋田県仙北市や徳島県三好市での農山村体験や農泊、鹿児島県いちき串木野市での酒造見学などを提供する。