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ANAとJAL、7月の国際線旅客は0.8%増、利用率ともに減少

  • 2017年8月31日

  全日空(NH)と日本航空(JL)の2017年7月の運航実績で、2社の国際線旅客数の合計は前年比0.8%増の154万2023人となった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は5.4%増、旅客輸送量を示す有償座席キロ(RPK)は2.7%増で、利用率は2.0ポイント減の78.0%となった。

 2社のうち、8月31日に運航実績を発表したNHは、旅客数が3.1%増の82万5326人、ASKが8.7%増、RPKが5.4%増となり、利用率は2.3ポイント減の76.5%に。8月23日に運航実績を発表したJLの旅客数は1.7%減の71万6697人、ASKは1.6%増、RPKは0.3%減で、利用率は1.5ポイント減の79.9%だった。

 NHの方面別の旅客数は全方面で増加。最多の「アジア・オセアニア」は2.3%増の56万8181人で、「北米・ホノルル」は3.4%増の18万1937人。「欧州」もテロ事件による需要減から回復基調にあり、8.3%増の7万5208人となった。

 利用率が最も高かったのは「欧州」で1.7ポイント増の81.5%。3方面のなかで唯一増加するとともに、8割を超えた。「北米・ホノルル」は2.7ポイント減の78.3%、「アジア・オセアニア」は3.5ポイント減の73.2%だった。

 JLの詳細については別途記載(下記関連記事)。