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外務省、メキシコの危険レベル引き上げ-ロスカボスなど

  • 2017年8月30日

 外務省は8月30日、海外安全ホームページでメキシコの一部の地域について危険レベルを引き上げた。バハ・カリフォルニア州のティファナ市についてはレベル2の「不要不急の渡航は止めてください」に。オアハカ州など5つの州、バハ・カリフォリニア州のラパス市など3市とリゾート地のロスカボスについては、新たにレベル1の注意喚起を発出している。

 外務省によれば、米国との国境沿いのティファナ市は複数の犯罪組織の対立による殺人事件が急増。レベル1に指定したロスカボスなどについても殺人事件や誘拐事件の発生率が上昇していることから、注意を呼びかけている。

 そのほか、ゲレロ州やミチョアカン州などに発出しているレベル2、メキシコシティのテピート地区やモンテレイ市などに発出しているレベル1については継続。外務省は旅行者に対して「全土で誘拐の脅威があるため、ねらわれにくくするために行動パターンを変えるなどの対策を心がけてください」と要請している。