ディスカバー・ザ・ワールド、bmiリージョナルのGSAに

  • 2017年8月29日

 英国のFSCで欧州内路線を運航するbmiリージョナル(BM)はこのほど、ディスカバー・ザ・ワールドを日本地区総代理店(GSA)に任命した。BMはブリストル、ブリュッセル、フランクフルト、ミュンヘンを拠点に、欧州の13ヶ国・30都市に週350便を運航。機材はエンブラエル135型機または145型機で、計18機を保有している。

 BMは1987年に「ビジネス・エア」として設立。97年に英国のブリティッシュ・ミッドランド航空(bmi)グループが同社を買収した後、2001年に現在の名称に変更した。

 09年にはルフトハンザ・ドイツ航空(LH)グループがbmiグループを買収。その後、12年4月にはLHグループが、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)などの親会社であるインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)にbmiグループを売却したことに伴い、IAGの傘下に入った。

 IAGは同年6月にBMを英国の投資会社に売却。その後、15年には投資会社の設立者が持株会社としてAirline Investments Limited (AIL)を設立し、BMの事業を新会社に移管した。BMは現在、AILの子会社として運航を継続。なお、AILはBM以外にもスコットランド地域航空会社のローガンエアー(LM)を所有している。