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日本空港ビルデングと双日、パラオ国際空港の運営に参画

  • 2017年8月24日

 日本空港ビルデングと双日はこのほど、パラオ国際空港の空港運営事業に参画すると発表した。両社が50%づつ出資して設立した中間持株会社のJapan Airport Management Partners(JAMP)が、パラオ政府とともに空港運営事業会社のPalau International Airport(PIA)を設立。このほど同国政府との間で20年間の事業権譲渡契約を締結した。PIAの出資率はJAMPが51%、パラオ政府が49%。両社ともに海外での空港運営事業への参画は初めてとなる。

 今後は来春から空港運営とターミナルの改修・拡張に着手。混雑解消などを含むサービスの向上や商業施設の充実、収益力の強化などにも取り組む。総事業費は約35億円を予定する。

 パラオ国際空港は、親日国として知られる同国唯一の国際空港で、最大都市のコロール郊外に位置。16年の外国人取扱旅客数は約28万人に上る。