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外務省、フィンランドの殺傷事件で注意喚起、テロとして捜査

  • 2017年8月21日

 外務省はこのほど、8月18日にフィンランド南西部のトゥルク市のカウパットリ広場などで、モロッコ国籍者がナイフで通行人を襲い、10名が死傷した事件が発生したことを受け、注意喚起のためのスポット情報を発出した。容疑者はその場で逮捕され、そのほかに4名のモロッコ国籍者が事件に関与したとして拘留されている。現地当局はテロ目的のための殺人事件として捜査している。

 外務省はフィンランドを訪れる旅行者に対して、最新情報の入手に努め、安全確保に注意を払うとともに、現場付近に近づかないこと、テロの標的となりやすい観光施設や政府施設などを訪れる際には周囲の状況に注意を払うことなどを呼びかけている。また、滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、「たびレジ」に登録することも推奨している。