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日本航空、出張経費決済サービスのAirPlus社と提携

  • 2017年8月9日

サービスの流れ(※クリックで拡大)  日本航空(JL)はこのほど、ドイツに本社を置き、60ヶ国以上の約4万9000社に出張経費決済ソリューションを提供しているAirPlus Internationalと提携し、契約法人への新たなサービスの提供を開始した。JLは今年4月に三菱UFJニコスなどとの提携により出張経費管理サービス「CPS(Corporate card PassAge Solutions)」の提供を開始したところで、契約法人における出張について提供できるサービスの選択肢が増えることになる。

 AirPlus社と提供するサービスでは、出張前には270社以上の航空会社が加盟する法人向け旅行代金決済ネットワーク「ユニバーサル・エア・トラベルプラン(UATP)」を利用し、カードレスの専用アカウントで国際航空券の料金を精算。出張後は一般的な会計システムと連動し、直接データを流し込む。出張者は不要な立て替えや精算に費やす時間を削減でき、財務担当者は立て替えに対する支払いの手間などがなくなるほか、経費に関する透明性を高めることができる。

 また、AirPlusが提供するレポートツールの「AirPlus Information Manager」により、サプライヤー別に経費を分析することで、サプライヤーとの交渉力を高めることもできるという。そのほか海外拠点では  外貨による精算も可能となる。