スターアライアンスは6月29日に、特定の地域内で利用できる「エアパス」の販売を終了する。加盟会社の全日空（NH）によれば、理由は発券数の伸び悩み。すでに予約済みの航空券についても、30日以降は発券はできなくなる。

　「エアパス」は各地域のゲートウェイとなる都市までの往復航空券を保有する旅行者に対し、特定の運賃で各地域内の航空便を最低3区間、最高10区間まで利用できるもの。アジア、アフリカ、チャイナ、ヨーロッパ、ノースアメリカの5種類を提供していた。すでに発券済みの航空券については30日以降も利用できる。