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HISグ、18年1月に飛鳥IIチャーター、ハウステンボスへ

  • 2017年6月27日

飛鳥II  エイチ・アイ・エス(HIS)とクルーズプラネットは、2018年1月に郵船クルーズの客船「飛鳥II」(総トン数:5万142トン、乗客定員:872名)をチャーターし、「2018年飛鳥II新春クルーズ」を実施する。同社は15年にも飛鳥IIをチャーターしてクルーズを実施しており、好評だったという。

 今回のチャータークルーズは1月8日に横浜港を出港し、他の港には寄港せずに10日に佐世保に到着する。クルーズプラネットは6月19日から、HISは22日から、それぞれ首都圏発着の「飛鳥IIクルーズとハウステンボス4日間(ホテルヨーロッパ滞在)」の販売を開始した。

 同商品はハウステンボス園内の「ホテルヨーロッパ」に宿泊する3泊4日のツアー。復路は福岡空港から羽田空港まで空路で移動する。使用する航空会社は未定で、15時30分から20時30分までに羽田空港に到着する便を利用。FIT向けの「フリープラン」と、現地ガイドが案内する「おまかせプラン」を用意した。

 このうち「おまかせプラン」では、九十九島の景色が楽しめる佐世保市の展望台「展海峰」を訪問。ハウステンボス内では通常は非公開の「ハウステンボス歌劇団スクール」や、開催予定の「大胡蝶蘭展」などを見学する。

 両プランともにハウステンボスの「1.5DAYパスポート」とファストパスを提供。ホテルヨーロッパではツアーの参加者限定の、ハウステンボス歌劇団のトップスターによるディナーショーを観覧する。

 旅行代金はクルーズ中の食事、船内イベントの鑑賞料金などを含めて、2名1室利用で大人1名14万9000円から63万4000円まで。今後はチャータークルーズを活用した他のツアー商品も企画するという。