シルバーシー、19年春に新造船「ミューズ」で東京発着クルーズ

  • 2017年6月18日

シルバー・ミューズ シルバーシー・クルーズは2019年春に、今年の4月に就航した新造船「シルバー・ミューズ」(総トン数:4万700トン、乗客定員596名)で東京発着クルーズを2本実施する。同客船が日本に寄港するのは初めてとなる。同社の日本地区販売総代理店を務めるインターナショナル・クルーズ・マーケティング(ICM)によると、日本人に加えて主要顧客層である欧米人などの乗船も見込むという。

 東京発着クルーズは2本ともに同じ旅程で、1本目は4月16日から29日まで、2本目は4月29日から5月12日までの13泊14日。東京から鹿児島、佐世保、釜山、舞鶴、青森、函館に寄港して東京に戻る。クルーズ代金は36平方メートルの「クラシック・ベランダ・スイート」を2名1室で利用する場合、大人1名あたり8250米ドル。6月28日までに申し込み、代金を全額支払った場合は10%を割り引く。

 なお、東京発着クルーズの前は、4月3日に香港を出港し、上海や済州、広島、大阪を巡って東京に到着する13泊14日のクルーズを、後には5月12日に東京を出港し、青森、函館、釧路、カムチャッカ、アラスカのダッチハーバーなどを巡り、26日にアラスカのスワードに到着する14泊15日のクルーズを実施する。