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阪急交通社グ、4月の国内は11.6%増-訪日は1桁増

  • 2017年6月14日

 阪急交通社グループ3社の2017年4月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比11.6%増の130億3949万円となり、2ヶ月連続で前年を上回った。主力の阪急交通社は11.4%増の128億8664万円。昨年に好調だったお遍路逆打ちの反動もあり四国が減少したものの、東海と近畿の日帰りバスツアーや東北の花見ツアーが好調で、全体では2桁増となった。

 業務渡航系の2社については、阪急阪神ビジネストラベルは団体旅行の動きは堅調だったものの出張の取扱高が減少し、7.5%減の2億6521万円に。阪神トラベル・インターナショナルは27.8%減の766万円だった。

 グループ3社の外国人旅行の取扱額は7.0%増の6億4520万円で、2ヶ月ぶりに前年を上回った。阪急交通社は欧米豪市場が好調で7.9%増の6億3460万円。阪神ビジネストラベルは26.9%減の1060万円だった。阪神トラベル・インターナショナルについては外国人旅行を取り扱っていない。

 3社の海外旅行の取扱額の合計は2.5%減の128億1378万円で、総計は4.2%増の264億9848万円となった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。