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阪急交通社グ、4月の海外は2.5%減、5ヶ月ぶりに減少

  • 2017年6月14日

 阪急交通社グループ3社の2017年4月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比2.5%減の128億1378万円となり、5ヶ月ぶりに前年を下回った。主力の阪急交通社は1.6%減の94億6178万円。取扱人数では欧州を含むほぼ全方面が前年を上回り、特に台湾や中国などが好調だったものの、取扱額は減少した。

 業務渡航系の2社のうち、阪急阪神ビジネストラベルは8.6%減の34億2975万円。インドの取扱人数と取扱額が前年を上回ったほか、アメリカと欧州の取扱人数も増加。一方、中国などの取扱人数と取扱額が前年を下回り、韓国については北朝鮮の挑発行為により出張を自粛する動きも見られたという。阪神トラベル・インターナショナルは12.1%減の2億5485万円だった。

 なお、3社の国内旅行の取扱額の合計は11.6%増の130億3949万円、外国人旅行は7.0%増の6億4520万円で、総計は4.2%増の264億9848万円となった。国内旅行と外国人旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。