外務省、テヘラン襲撃事件で注意喚起、「当局の指示通りに」

  • 2017年6月8日

 外務省は、6月7日にイランの首都テヘランの国会議事堂とホメイニ廟が相次いで襲撃された事件を受け、注意喚起のためのスポット情報を発出した。現地からの報道では10数名が死亡し、およそ40名が負傷。ISILが系列の通信社を介して犯行声明を発出している。

 イランを訪れる旅行者には、不測の事態に巻き込まれないよう最新の関連情報の入手に努めて、現場付近や不特定多数の人間が集まる場所を避けるよう要請。また、現地当局の指示があれば従い、特にテロ事件に遭遇してしまった場合には、警察官などの指示をよく聞き冷静に行動するように努めること、滞在中でも安全に関する情報を随時受けとれるよう「たびレジ」に登録することなども呼びかけている。