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今年も3庁連携で「トラベル・マンス」-環境省も参画

  • 2017年5月31日


ロゴマーク
 ツーリズムEXPOジャパンを主催する日本旅行業協会(JATA)、日本観光振興協会(日観振)、日本政府観光局(JNTO)の3団体と、観光庁・スポーツ庁・文化庁の3庁は、今年も秋のツーリズムEXPOジャパン(TEJ)にあわせて官民共同プロジェクト「ジャパン・トラベル・マンス2017」を実施する。16年3月に3庁が締結した連携協定を受けて昨年に開始したもので、秋季の旅行の気運を盛り上げることがねらい。今年はTEJ初日の9月21日から11月3日の文化の日までを期間とする。

 今年のテーマは「スポーツ、文化 そして、自然を感じて旅する秋」。5月30日に開催したTEJの概要発表会で、観光庁長官の田村明比古氏は「秋は国内外の皆さまが日本を楽しむのにふさわしい季節。さまざまな資源を活用して観光を盛り上げていきたい」と意気込みを述べた。

 今回は文化庁が認定する「日本遺産」や、今年から新たに参画する環境省が「国立公園満喫プロジェクト」に基づいて選んだ国立公園8ヶ所、観光と親和性の高いスポーツイベントなどを取り上げて、消費者にアピールする予定。TEJの公式ウェブサイト内に特設ページを作り、期間中に全国各地で開催されるイベントや、魅力ある観光素材、旅行商品などを紹介する。

 TEJ推進室によれば、現在は各地域を対象に情報収集をおこない、特設ページに掲載する情報を随時更新しているところ。関係者には、期間中に特別なサービスや体験プログラムなどを提供するよう呼びかけているという。

 また、今年は専用のロゴマークも作成。旅行会社には期間中に出発する旅行商品のパンフレットや、商品を紹介するウェブサイトにロゴを掲載するよう協力を求めており、すでに数社が実施しているという。