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阪急交通社グ、2月の海外は1.6%増、3ヶ月連続の増加

  • 2017年4月16日

 阪急交通社グループ3社の2017年2月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比1.6%増の147億2713万円となり、3ヶ月連続で増加した。主力の阪急交通社は2.0%増の114億490万円で、ヨーロッパとアジアが好調に推移したという。

 業務渡航系の2社のうち、阪急阪神ビジネストラベルは0.4%減の34億3899万円。アジアの主要渡航先である中国やインド、インドネシアは前年を上回ったものの、タイ、シンガポール、マレーシアなどは減少した。アメリカは取扱人数、取扱額ともに前年を上回り、ヨーロッパはほぼ前年並みで推移した。

 阪神トラベル・インターナショナルは、今年度から一部の得意先を阪急阪神ビジネストラベルに移管したため、23.6%減の2億8807万円となった。

 なお、3社の国内旅行の取扱額の合計は4.7%減の89億4253万円、外国人旅行は3.4%増の6028万円で、総計は0.9%減の237億2994万円となった。国内旅行と外国人旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。