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ANAとJAL、2月の国内線旅客数は0.6%減、利用率67%

  • 2017年4月3日

 全日空(NH)と日本航空(JL)の2017年2月の運航実績で、2社の国内線旅客数の合計は0.6%減の528万8868人だった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)が3.6%減となったのに対し、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は0.1%減で、利用率は2.3ポイント増の67.0%となった。

 3月31日に運航実績を発表したNHの旅客数は1.2%減の283万213人。ASKは4.2%減としたところ、RPKは0.2%減に留まり、利用率は2.7ポイント増の65.7%となった。路線別の旅客数は羽田/新千歳線が最も多く、8.0%減の27万9321人。次いで、羽田/福岡線が1.4%減の25万8752人、羽田/伊丹線が2.2%増の21万5688人と続き、上位6路線を羽田線が占めた。

 旅客数の伸び率では、座席供給量を96.4%増やした新潟/新千歳線が最も高く、85.2%増の3200人に。以下は関空/福岡線が44.0%増の5456人、成田/福岡線が35.7%増の1万1826人と続いた。

 利用率が最も高かったのは、羽田/宮古線で88.6%だった。次いで新千歳/那覇線が85.2%、中部/那覇線が83.4%となり、7路線が8割を超えた。

 なお、JLは3月28日に2月の運航実績を発表している。詳細は別途記載(下記関連記事)。

▽NH、2月単月
国内線