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楽天トラベル、春の国内旅行は16%増、伸び率1位は山形県

  • 2017年3月16日

 楽天がこのほど実施した、楽天トラベルの3月1日から4月28日までの国内旅行の予約動向調査で、予約人泊数は前年比16.3%増となった。調査は2名以上による旅行の予約について、宿泊、ANA楽パック、JAL楽パックの人泊数を2月28日時点で算出したもの。セグメント別では子連れ客の予約が23.2%増となり、平均を上回る伸びを示したという。調査はレジャー客の動向を調査することが目的で、ビジネスでの利用が多い1名の旅行については対象外としている。

 都道府県別の伸び率ランキングでは、山形県、栃木県、鹿児島県が上位3位に入った。楽天によれば、1位の山形県は県内在住者の予約が51.9%増と大きく伸張しており、エリア別では春のスキー旅行の人気が高い山形市内・蔵王・かみのやま温泉エリアが44.0%増。2位の栃木県は35.5%増で、圏央道の茨城県区間が2月末に開通したことにより、茨城県在住者の予約が41.5%増となった。

 3位の鹿児島県は、3月7日に奄美群島が国立公園に指定されたことにより、奄美大島・喜界島・徳之島エリアの予約が47.4%増、沖永良部島・与論島エリアが161.6%増と大きく伸張。バニラエア(JW)が3月26日から関空/奄美大島線を運航することにより、関西在住者による奄美大島・喜界島・徳之島エリアの予約は382.9%増に急増しているという。都道府県別の伸び率ランキングは以下の通り。


▽楽天トラベル、2017年春の国内旅行先 人気上昇エリアランキング
1位 山形県 37.3%増
2位 栃木県 35.5%増
3位 鹿児島県 35.3%増
4位 山口県 34.6%増
5位 香川県 31.6%増
6位 青森県 30.3%増
7位 新潟県 28.3%増
7位 岩手県 28.3%増
9位 島根県 27.7%増
10位 茨城県 27.0%増