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国交省、1月のクルーズ寄港回数は79%増、日本船も好調

  • 2017年2月20日

 国土交通省がこのほど発表した「Japan Cruise Report」によると、2017年1月のクルーズ線の寄港回数(速報値)は前年比78.8%増の93回だった。このうち、外国船は引き続き訪日中国人旅行者などの需要増で78.4%増の66回に。外国船よりも伸び幅が小さい傾向が続いていた日本船は、80.0%増の27回で外国船の伸びを上回った。

 今月の「Japan Cruise Report」では1月のトピックとして、31日に同省が横浜港・清水港・佐世保港・八代港・本部港・平良港の6港を「官民連携による国際クルーズ拠点形成港湾」として選定したことなどを紹介。今後、同省は港湾管理者やクルーズ船社などとともに、クルーズ拠点の形成に向けてハードとソフトの両面で取り組みを進めるとしている。