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1月の宿泊業倒産は7件減の5件、負債総額46億円

 東京商工リサーチ(TSR)によると、2017年1月の宿泊業の倒産件数は前年比7件減の5件だった。負債総額は前年比8.3%減の45億5100万円で、東日本大震災関連の倒産は1件だった。

 TSRによれば、1月は事業再編に伴う関連会社を含む倒産が多く、最も負債額が大きかったのは約30億9100万円のMCH(旧社名:盛岡シティホテル)。関連会社のHRM(旧社名:ホテルロイヤル盛岡)とともに特別清算を実施しており、それぞれ会社分割により新会社を設立している。

 そのほかには青森市で「浅虫観光ホテル」を経営していたAKHと、その関連会社2社が破産。負債総額は約13億円だった。

 なお、旅行業の倒産件数は前年比1件増の1件で、負債総額は11億2000万円減の2000万円だった。旅行業の詳細は別途記載(下記関連記事)。