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外務省、ジャマイカ全土を危険レベル1に、治安悪化で

  • 2016年12月12日

 外務省は12月12日、ジャマイカの危険情報について、これまではキングストン首都圏のみに発出していたレベル1の注意喚起を、全土に拡大した。同国全土で殺人事件が増加していることを受けたもので、2014年の発生数は約1000件と10年ぶりの低水準に落ち着いたものの、15年には再び20%増となり、16年も15年と同水準かそれ以上の発生率で推移しているという。16年には外国人が殺害される事件が発生している。

 外務省は観光客に向けて、滞在中はパスポートのコピーを所持すること、マリファナなどの違法薬物を騙されたて購入しないこと、白タクを利用しないこと、不審な人物には一切かかわらないようにすることなどを呼びかけるとともに、「たびレジ」への登録を推奨している。