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阪急交通社グ、10月の海外は2割減、アジアが好調

  • 2016年12月11日

 阪急交通社グループ3社(※)の2016年10月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比21.1%減の158億925万円だった。主力の阪急交通社は22.4%減の124億1630万円。アジアが好調で、特に韓国の取扱人数は2.5倍、中国は2倍、台湾は1.5倍となった。また、オセアニアや南米、南アフリカも好調に推移した。

 業務渡航系の2社のうち、阪急阪神ビジネストラベルは17.3%減の35億1389万円。方面別ではインドとベトナムが前年を上回ったが、中国とその他のアジアは下回った。また、アメリカとヨーロッパの取扱人数は前年並みだったが、1人あたりの取扱額の減少により前年を下回ったという。阪神トラベル・インターナショナルは、一部の得意先を阪急阪神ビジネストラベルに移管したため、76.7%減の2億9943万円となった。

 なお、3社の国内旅行の取扱額の合計は6.3%減の129億9696万円。外国人旅行は43.1%増の4億5798万円で、総計は14.5%減の292億6419万円となった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

※阪急交通社グループ3社:阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル