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観光庁、交流施設などの整備にも補助金、訪日客対応で

  • 2016年12月7日

 観光庁はこのほど、「訪日外国人旅行者受入基盤整備・加速化事業費補助金」について、対象となる「観光拠点情報・交流施設」の募集を開始した。同庁によれば「観光拠点情報・交流施設」とは、地域の観光情報や体験・学習などの交流機会の提供が可能な施設で、補助金で整備を支援するのは初めて。民間事業者や地方公共団体などが運営する施設に対し、補正予算155億円の一部を充当して整備に要する経費を最大3分の1まで補助する。応募期間は12月16日までとした。

 補助対象となるのは、施設の新築や改修に関わる設計や施工、多言語による展示設備や案内標識などの設置、洋式便所や無料WiFi環境の整備などに要する費用。希望する事業者などは、要望書と補助対象経費の算出根拠と成る書類などを最寄りの地方運輸局へ提出する。1月上旬に申請結果を通知し、1月下旬に交付先を決定する予定。