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10月の旅行業倒産は1件増の2件、負債総額4億円

  • 2016年11月10日

 東京商工リサーチ(TSR)によると、2016年10月の旅行業の倒産件数は前年比1件増の2件だった。倒産したのは千葉県第3種の新三昌トラベルと東京都第3種のフロムツーリストで、負債額はそれぞれ3億4800万円と5000万円。合計の負債総額は1890.0%増の3億9800万円となった。新三昌トラベルは海外の情勢不安による業績の低迷が要因。フロムツーリストは東日本大震災関連の倒産だった。

 なお、宿泊業の倒産件数は前年比4件増の8件で、負債総額は26.7%減の29億5400万円となった。宿泊業の詳細は別途記載(下記関連記事)。