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ハイアット、会員プログラム刷新、来年3月から

  • 2016年11月8日

 ハイアットホテルズコーポレーションは2017年3月1日、新たなロイヤルティプログラム「ワールドオブハイアット」を開始する。現在は「ハイアットゴールドパスポート」を展開しているが、新プログラムの導入に合わせて会員ステータスの付与条件などを変更する。

 ステータスの条件は、現在は宿泊数または滞在回数であるのに対し、ワールドオブハイアットでは宿泊数または1米ドルあたり5ポイントを獲得できる「ベースポイント」の数となる。ベースポイントは、レストランやスパなどの参画施設の利用も加算対象となる。

 新プログラムでのステータスは「ディスカバリスト」「エクスプローリスト」「グローバリスト」の3種で、それぞれの条件はディスカバリストが10泊または2万5000ベースポイント、エクスプローリストが30泊または5万ベースポイント、グローバリストが60泊または10万ベースポイント。

 特典の例として、5つのハイアットブランドへの宿泊に対して無料宿泊を提供するほか、ステータスによっては予約時にスイートルームへのアップグレードを確約する。その他の無料宿泊獲得の条件などは変更しない。

 プログラムの移行については、2月28日まではハイアット・ゴールドパスポートを有効とし、3月1日に移行を実施。既存会員の新しいステータスは3月1日までに直接伝える予定という。また、ワールドオブハイアットにおける2018年のステータスの基準となる年間宿泊数とベースポイント数は、3月からではなく1月から12月までの利用分が対象となる。