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ハワイ・オアフ島、真珠湾攻撃75周年、「太平洋航空博物館」10周年記念イベント(12月)

  • 2016年10月19日

 2016年12月7日をもって、真珠湾攻撃から始まった米国の第二次世界大戦参戦から75年が経つ。

 また今年はそれと同時に、素晴らしい飛行士の歴史、そして第二次世界大戦のヒーローたちのストーリーを受け継ぐ形で、太平洋航空博物館パールハーバーがフォードアイランドという地で門戸を開いてから10年が経つという非常に記念すべき年である。

■ 太平洋航空博物館パールハーバーで行われるイベントのリスト
◎ 太平洋航空博物館パールハーバー10周年 / 真珠湾攻撃75周年記念ガラ・ディナー
  「フォー・ラブ・オブ・カントリー:パス・イット・オン」
 開催日: 2016年12月3日(土) 18:00~22:00
〔概要〕
太平洋航空博物館パールハーバーの10周年 / 真珠湾攻撃75周年記念を祝う資金集めイベント。

 カクテル、ディナー、エンターテイメント、オークションを楽しむこのパーティーの収益は、博物館の修復と教育プログラムのための資金に役立てられる。

 参加者は海軍大尉テッド・シーリー復元工房から復元が終わったばかりの航空機やまだ復元中の中島B5N、そしてB-17Eスワンプゴーストを誰よりも先に見ることができる。

◎“RememberPearlHarbor”のドキュメンタリーフィルムを世界初上映
 開催日: 2016年12月04日(日)
 時 間: 14:00
 場 所: 格納庫79
〔概要〕
WWIIファウンデーションが当博物館とコラボして行われる“RememberPearlHarbor”のドキュメンタリーフィルムを格納庫79で世界初上映する。

 このフィルムは90分間で、ティム・グレイをディレクター/プロデューサーとして、36人の第二次世界大戦退役軍人と多数の真珠湾攻撃生存者、目撃者の方々に加え、真珠湾攻撃を敢行したその当時のパイロットであるミツオ・フチダをインタビューしている。有名な俳優トム・セレックがナレーションを務めている。

 参加者はUSS生存者と会うことができ、硫黄島名誉勲章を授与されたウッディー・アレンとも交流できる。1人$10、もしくは博物館入場料と合わせて$5。

◎ 真珠湾攻撃75周年、「黒焦げの水筒」慰霊祭
 開催日: 2016年12月06日(火)
 時 間: 午前07:00より
 場 所: USSアリゾナ記念館にて。

〔概要〕
1945年6月の空襲時に静岡市上空で衝突し、墜落した米兵の遺品である黒焦げの水筒を使い、零戦愛好会会長の菅野寛也医師が毎年行う慰霊祭。

 真珠湾攻撃で沈没した戦艦の上に建つUSSアリゾナ記念館から、菅野医師が日本から持参した黒焦げの水筒を使って、日米両国の犠牲者の冥福を祈り、海へ献酒し、平和と和解への思いを新たにする。

 セレモニーに加え、太平洋航空博物館シアターでは10:00~11:30までユース・シンポジウムを開催する。日本の長岡市からの学生、上記の菅野医師、そして第二次世界大戦当時のパイロットであり、「黒焦げの水筒」の著者でもあるジェリー・イェリンが参加する。一般の方も参加可。(但し、席に限りあり)
◎ パールハーバー・メモリアル・パレード
 開催日: 2016年12月07日(水)
 時 間: 19:00より
 場 所: フォート・デ・ルーシーからカピオラニパーク
〔概要〕
カラカウア通りで行われ、ライトアップされ装いが施されたF-104スターファイターも見られるこのパレードは、パールハーバーの生存者、退役軍人、現在活躍している軍人とその家族達を讃えるために行われるものである。

 毎年このパレードは真珠湾攻撃の日に行われる
◎ ディスカバー・パールハーバー・ユース・プログラム
 開催日: 2016年12月08日(木)~09日(金)
 時 間: 12月08日 午前 08:30より、12月09日は16:00より
〔概要〕
12歳から15歳の学生に向けた、パールハーバーの歴史的スポットで行われる二日間の飛行関連STEMアクティビティー・プログラム。

 プログラム参加者は二日間を太平洋航空博物館で過ごし、一晩をUSSミズーリ艦上で過ごす。

 1人$225、博物館メンバー$202.50。食事、スナック、USSミズーリ艦での一泊の宿泊施設、プログラム資料、そしてお土産のTシャツが費用に含まれる。

◎“正義の復讐”
 開催日: 2016年12月09日(金)
 時 間: 18:00~21:00
〔概要〕
ローカルTVニュースキャスター/俳優・脚本家のジョー・ムーアとTVパーソナリティーであり、ウィール・オブ・フォーチュンのホストを務めるパット・セイジャックがムーアの時代劇“正義の復讐”に出演する。

 正義の復讐は、真珠湾攻撃の後に行われた日本へのドーリットル空襲を描いたもの。

 イベントは出演者との交流会と写真撮影も開催される。1人$125。

◎ パールハーバー・ユース・デイ
 開催日: 2016年12月10日(日)
 時 間: 午前09:00~15:30
〔概要〕
年齢問わず家族連れや訪問者が、特別講演、展示作品、体験型アクティビティを通して、第二次世界大戦の遺産や教訓について学ぶことができる。

 当イベントは、パールハーバーの歴史と、その衝撃がハワイの若者と太平洋全体へ与えた影響について、若い世代に興味、知識を持ってもらう。

 注目すべきアクティビティに「UndertheBloodRedSun(邦題: その時ぼくはパールハーバーにいた)」の上映とその後行われる作者グレアム・ソールズベリーによる講義と質疑応答、地元高校生によって造られた歴史に関する展示作品、博物館のテーマ別ツアー、コスチュームを着た通訳の方々や歴史を学べるデモンストレーションがある。

 当イベントは博物館入場料に含まれている。

 ★詳細:「太平洋航空博物館パールハーバー」の公式サイト
http://www.pacificaviationmuseum.org/ (英語、日本語他)


情報提供:ハワイ州観光局 (HTJ)、日本海外ツアーオペレーター協会