HIS、夏の国内旅行は沖縄好調、伸び率は中国四国

  • 2016年7月13日

 エイチ・アイ・エス(HIS)が7月13日に発表した、2016年夏休み期間(7月16日~9月30日出発)の国内旅行予約動向によると、7月11日時点の航空機利用ツアーを予約した旅行者数は、昨年に続き沖縄が1位となった。2位以下は九州、北海道、中国・四国と続いた。伸び率は中国・四国が95%増で1位に。次いで、九州が58%増、沖縄と北海道がそれぞれ18%増となった。なお、ツアーに関するランキングは4位までの発表となっている。

 同社は旅行者数1位の沖縄については、北部の亜熱帯照葉樹林が国内33番目の国立公園「やんばる国立公園」に指定されるなど、改めて自然の宝庫として注目が集まったとの見方を示している。また、全日空(NH)が7月15日から8月31日まで運航する羽田/那覇線の深夜便「ANAギャラクシーフライト」の需要の高さも寄与したという。

 2位の九州は、4月の地震で需要が落ち込んでいたが、7月から販売を開始した「九州ふっこう割」商品の予約が好調。3位の北海道は、特にレンタカー付きの商品が人気で、見頃を迎えるラベンダー畑など、近郊に足を伸ばそうとする旅行者が多いという。4位の中国・四国地方は米国大統領のバラク・オバマ氏が訪れた広島や、4年に1度の「逆打ち」などで盛り上がるお遍路の人気が伸びにつながった。

 バスツアーでは、山梨県の「涼しさ感じる富士山五合目と桃狩り食べ放題&フジヤマテラスでランチビュッフェ」が1位に。2位は長野県の「天空の楽園!阿智村・日本一の星空ナイトツアーと緑輝くベストシーズン!千畳敷カール2日間」、3位は群馬県の「ラベンダーの香りに包まれて♪涼やか『たんばらラベンダーパーク』と吹割の滝&夏の大収穫祭」、4位は長野県の「夏のわくわく信州☆安曇野クリアボート体験と雲海SORAテラス&旬のフルーツ狩り2日間」となり、関東近県を中心に涼しさを感じられるコースに人気が集まったという。

 国内アクティビティ専門の予約サイト「アクティビティジャパン」の予約者数ランキングでは、1位は沖縄県でのシュノーケリングとなった。2位以下は茨城県でのバンジージャンプ、沖縄県でのダイビング、北海道でのラフティング、沖縄県でのスタンドアップパドルボードが続いた。同社によると、今年は昨年と比べて沖縄県でのマリンアクティビティの予約が増加しており、20代と30代の女性を中心に宮古島、石垣島、西表島など離島の人気が高いという。

 そのほか、訪日旅行を専門に取り扱うジャパンホリデーとH.I.S.ANAナビゲーションジャパン(HAnavi)における予約は、昨年に引き続きゴールデンルートが人気だったほか、北海道を周遊するツアーも好評だった。国別では、中国、台湾、香港、タイ、インドネシア、ベトナムなどからの予約が多いという。