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フィジーとの航空協議、週3便可能に、就航地も自由化

  • 2016年7月10日

 日本とフィジーの航空当局協議が7月6日と7日にフィジーのスバで開催され、両国の航空会社の乗入便数について、現行の週2便ずつを、直ちに週3便ずつに増やすことで合意した。19年冬ダイヤ以降は週4便ずつまで拡大する。さらに、これまでは成田と関空、ナンディに限定していた乗入地を自由化。日本国内は羽田以外の空港に、フィジーは全空港に就航できるようになった。

 加えて、両国の航空会社がより柔軟に対応できるよう、コードシェアに関するルールを新たに設定。これまではコードシェアは不可だったが、今後は両国の航空会社間に加え、第3国の航空会社も含めてコードシェアが可能になった。

 なお、2009年3月にフィジー・エアウェイズ(FJ。当時の社名はエア・パシフィック航空)が成田/ナンディ線から撤退して以降、両国間を結ぶ路線はない。