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JTBロイヤルロード、「旅彩彩」で年末年始を強化

  • 2016年6月23日

パンフレットの表紙  JTBロイヤルロード銀座は6月23日、シニア向けの海外旅行商品「旅彩彩」で、9月から2017年4月までの間に出発する商品を発売した。今回は全47コースを用意し、パンフレットでは特に年末年始の商品をアピールした。

 JTBは、今夏の予約動向などから近年は仕事を持つシニア層が増加し、余暇を楽しむ時期やライフスタイルが変化していると分析。このことから、働くシニア層が参加しやすい年末年始のツアーを巻頭特集で紹介した。巻頭で掲載したのは「年末年始を海外で ドバイ6日間」「年末年始を海外で しっかりウユニ塩湖満喫9日間」など7コース。

 全47コースのうち新しいコースは12コースで、中南米と北米を拡充したほか、秋以降にベストシーズンを迎えるニュージーランドなどの商品も用意。「ワンダーランドニュージーランド満喫10日間」では、南島のダニーデンに連泊し、ペンギンの営巣地などを訪れるほか、観光列車「タイエリ峡谷鉄道」に乗車する。旅行代金はエコノミークラス、2名1室利用、燃油サーチャージ込みで1名72万8000円。出発日は12月から17年1月までとした。

 同社では2015年5月に「旅彩彩」をリニューアル。タイトルを「60歳からのゆとり旅」から「大人の旅・ゆとり旅」に変え、ターゲット層を60歳以上から、年齢を特定しない幅広い層へと広げた。JTBによれば、昨年5月以降の約1年間で、60歳以下の参加者の割合が前年から5ポイント増加。母娘や3世代で参加するケースも増えているという。