「APA HOTEL WOODBRIDGE」の外観 　アパグループは現地時間の6月20日、米国ニュージャージー州のアイセリンで「APA HOTEL WOODBRIDGE」をグランドオープンした。同社は米国進出にあたり、同州を拠点に不動産投資をおこなうフレンドウェルグループと合弁会社APA HOTEL FRANCHISE LLC社を設立。その後、昨年11月13日にフランチャイズ方式による海外1号店として、同ホテルをソフトオープンしている。

　6月20日に開催した記者発表会でアパグループ代表の元谷外志雄氏は「まずは東海岸から拡大し、将来的には北米全域に広がるホテルチェーンとして、日本のホテル文化を広めていきたい」と方針を説明。なお、昨年11月にニューヨークのマンハッタンでおこなった記者会見では、5年間で100軒の出店をめざし、2店目はニューヨークで出店する考えを示している。

　同ホテルは「Hilton Woodbridge」として運営されていたホテルをリブランドしたもので、ニューアーク空港から車で20分の場所に位置。客室数は200室で、宴会場、会議室、レストラン、プール、フィットネスセンターを有する。

　リブランドにあたっては、客室に温水洗浄便座を設置。アパグループのカード会員がウェブサイトから予約して宿泊した場合は、ポイントを付与する。そのほか、今後は日本料理店の入店なども予定する。