新千歳、発着枠拡大に向け試行運用、8月中旬に実施

  • 2016年5月10日

 新千歳空港は8月11日から21日までの期間の毎日10時から20時まで、1時間あたり離着陸回数を10回拡大する試行運用を実施する。北海道を訪れる訪日外国人旅行者の急増を受けて政府は、2017年夏ダイヤから同空港の日中時間帯発着枠を1時間あたり32回から42回に拡大する方針を発表したところ。それまでの短期的な対策として、多客期の一定期間について臨時便やチャーター便などを対象に発着枠を拡大し、運航状況を評価する。

 なお、今回の試行運用は航空自衛隊など関係機関との調整後に、空港処理能力の範囲内において実施するもので、従来の運航便への影響はないという。